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日本神話の神さまをなぜ「ハシラ(柱)」というのか?

神さまを数えるとき、一人、二人…ではなく
「ハシラ」というのは、ご存知のとおり。一柱、二柱…といいます。
柱…。
柱→巨木→森⇒森や木に対する畏怖、信仰…となりませんか?

なんで「ハシラ」というんだろ~?とふと思ってから、15年。
そんな疑問もすっかり忘れて昨日、梅原猛の「古代幻視」を読んだ。

梅原氏の影響で「縄文好き」になった人も少なくないような気がするが、
この日本列島に人間が生きた歴史のなかで、
1万年以上(1万3千年くらい?)もの悠久の時が続いた縄文時代。
搾取する立場も搾取される立場もなかった時代(と思われる)。
生きるのに必死だから、協力しあうしかなかった。

なぜ、1万年以上もその生活を維持したんだろう。

同書によると、弥生人の骨には頭蓋骨に石器が刺さったもの、
首に切りつけられた痕があるものなど、激しい戦闘のあとが見られるという。

縄文人は領土や食べ物を巡って争うよりは自分たちが移動するという
手段を選ぶ気質だったのだろうか?
それとも、この世の全てのものは人間のものではなく、
「カミ」が貸してくれているだけ、という考えのもとなのか。

弥生人が荒い気質だったというわけではないだろうが、
現代の私たちの概念に近いように思う。
自然から与えられるのを享受しただけではなく、
コントロールしようとした彼らなのだから。

縄文人は同じ地域で狩猟・採取を続けることはなかった、と
何かの本で読んだ記憶がある。
木の実、動物を乱獲すればどうなるかよく知っていたのだ。

森が植物、動物、薬草、木材、粘土(土器)、水を与えてくれた。
神や生死をつかさどる何かが棲む世界。
巨木がひそみ、幽玄な森に信仰の対象がむく。
あるいは、豊富な魚介類を与えてくれ、時に荒れ狂う海の彼方へ。
あるいは、煙がたなびく巨大な山。

神はどこかにジッと鎮座しているのではなく雄大で自由なので、
この世のものを依り代(よりしろ)として降りてくる。

そこで、巨木の登場なのだろう。

梅原氏がこの本の中で
「伊勢神宮」の「心の御柱」のことと、「諏訪大社」の「御柱」について
書いているように、やっぱり私もこのふたつが頭に浮かんだ。
さらに、「天橋立」についても梅原氏は触れている。

私は今年の夏に京都府の「天橋立」に行った。

該当記事「【元伊勢とは?】伊勢神宮と天橋立~籠神社(真名井神社)へ」
http://momotosuika.blog67.fc2.com/blog-entry-125.html


あの天橋立は元伊勢(有力候補)の籠(この)神社の参道であったということ、
イザナミ・イザナギが使用したハシゴが倒れたものだと聞いた。

ハシ、も、ハシゴ、も往来するもの。
空気も水も四季も生死も昼夜も…すべてめぐる。往来する。
イザナギとイザナミがハシラをめぐって出会う。
大黒柱の語源となにかかかわりがあるのだろうか?

伊勢神宮だって、20年ごとに建て替える。
単一での不死などではなく、メンテナンスと連続による永遠。

話は変わって、昨日テレビで見たのだが、
月は一年に30センチづつ遠ざかっているという。
月が遠くなったら、海はどうなってしまうのだろう?
地球の自転が遅くなったら、どうなってしまうのだろう?

海が止まってしまったら、一日が途方もなく長くなったら?
地球が止まってしまったら、地球に終わりがきたら?
この人生が終わった後の世界が何も無かったら?

いわゆる来世やあの世を信じているのとは少し違うかもしれないけれど、
生死は”昼夜”のように、”嬉悲”のように、”寒暖”のようにセットで、
この境目はけっこうあいまいで、
もしかしたら夏至とか冬至とかに近い感じで命はめぐる。

死ぬというのは日が沈むのと同じで休息をも意味し、
植物が枯れるのと同じで単体の命の終わりではあるが、
次世代の養分でもある。

死ぬのは怖いけれど、生死を冷静に考えられるようになったのは
身内が病気と真摯に向き合って、一生懸命に生きてくれたおかげだと思う。
そして、あの世ではあの世ならではの楽しみがあるだろうから、
存分に楽しんで欲しい。
そのためのバックアップをこの世の私がしなきゃな~と思う。

夜が美しく落ち着いたものであるために、昼は活動的で多少疲れた方が良い。
夏の暑さなくして、秋の実り、冬の種子に宿す力、春の芽吹きはない。
生も死も、片方だけでいいというわけにはいかない。
そう思うようになってから、縄文時代と神社に関心が強くなった。
古代のことを、歴史を考えるとき、死生観におよぶことは避けられない気がする。


◆古代幻視
◆葬られた王朝―古代出雲の謎を解く

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